食いしばり治療について
無意識の食いしばりが
引き起こす
歯と体の不調
無意識のうちに強く歯を食いしばってしまう「食いしばり」は、現代人に増えているお口のトラブルの一つです。
日中の緊張時や睡眠中などに、上下の歯を強く押し付けていることで、歯や顎、筋肉に大きな負担をかけてしまいます。
「朝起きると顎が重い」「歯がしみる」「頭痛や肩こりがある」などの症状がある方は、食いしばりが原因かもしれません。
- 朝起きると顎がこわばっている
- 食いしばりで歯や顎が痛い
- 歯ぎしりを指摘されたことがある
- 肩や首のコリが慢性的にある
- フェイスラインが以前より張ってきた
食いしばりが与える影響
長期間にわたる強い食いしばりは、以下のようなトラブルを引き起こす可能性があります。
- 歯のすり減り、ひび割れ
- 顎関節症(口を開けると痛い・音がする)
- 肩こりや頭痛の慢性化
- 顔のエラ張り(咬筋の肥大)
- 審美的なフェイスラインの変化
このように、食いしばりは口腔内だけでなく、身体全体の不調にもつながることがあるため、
早めの対応が大切です。
当院の食いしばり治療
当院では、
「咬筋の活動量を測定」+「ボツリヌス療法」という、
科学的根拠に基づいた方法で
食いしばり治療を行っています。
専用の測定器を使用し、咬筋(こうきん)の筋活動をデータとして可視化します。咬筋の活動が強い場合、食いしばりの程度や左右差などを客観的に把握することができます。治療の前後で測定を行うことで、筋肉の変化や改善効果も確認できます。
(エラボトックス)
測定結果をもとに、咬筋にボツリヌスを注入して過度な筋肉の働きを抑えます。ボツリヌスは神経伝達を一時的にブロックすることで、無意識の食いしばりや歯ぎしりを軽減します。筋肉の緊張が和らぐため、顎の痛みや歯の負担が軽くなるだけでなく、フェイスラインがすっきりする効果も期待できます。
「使用するボツリヌスは医療用に認可された安全な製剤で、数か月かけて体内に吸収されます。
効果は通常 3〜6か月程度持続し、その後は再注入により効果を維持できます。
何度か繰り返すことで筋肉が過度に発達しにくくなり、食いしばりの改善が長期的に見込まれます。
食いしばり治療の流れ
- 1 問診・カウンセリング
- 症状や生活習慣、顎や筋肉の状態を確認します。
- 2 咬筋測定
- 専用測定器で筋活動量をデータ化します。
- 3 治療計画のご説明
- 結果をもとにボツリヌスの使用量・部位を決定します。
- 4 ボツリヌス注入
- 短時間で終了し、痛みはほとんどありません。
- 5 経過観察・再測定
- 治療後の変化を測定し、効果を確認します。
食いしばりは大人だけでなく、ストレスや姿勢の影響でお子さまにも見られることがあります。
必要に応じて咬筋の状態を確認し、年齢や症状に合わせたケアをご提案します。
当院からのメッセージ
食いしばりは「癖」ではなく、筋肉や噛み合わせのバランスが関係する「治療が必要な状態」です。
痛みや違和感を我慢せず、専門的な検査と治療で根本から改善を目指しましょう。
当院では、咬筋測定とボツリヌス療法を組み合わせ、患者さま一人ひとりに合った治療を行っています。
治療費について
| ボツリヌス療法1回 | 33,000円 |
|---|---|
| 2回目以降 | 29,700円 |
※価格は税込み表記です